インディベル レストラン

インディベルレストラン

12/1/2020

ジャンルにこだわらない　ひとひねりを加えた一皿を

―どういった想いでお店をはじめられましたか

今年で6年。22歳から飲食関係の仕事を始めて、
リピートしてもらえるように、料理はもちろんのこと、接客、お店の雰囲気や清潔感に気をつかっています。お客様もリピーターが少しずつ増えてきています。

ーお客様に喜んでもらったエピソードなどありますか？

お店を気に入ってくれた男性が、うちのお店でプロポーズをしたいとおっしゃって、２か月前から打ち合わせをしたんですね。サプライズでプロポーズをするということだったので、プロポーズ演出のためのメニューを考えたんです。責任重大で失敗できないと思ったので、何度も試行錯誤をしましたね。大根とパプリカでリングをつくってお出しして、女性が驚いている時に、男性が本物の指輪を出して、女性にプロポーズをしたんですね。プロポーズも成功して女性も涙ぐまれてましたし、私たちも感動で涙がでましたね。

ー水道町にお店を出そうと思ったきっかけは何ででしょうか。

お客様に恵まれていると思います。水道町の雰囲気が好きなんですね。大きな商店街のように飲み屋が並んでいたりすると、”夜の街”というイメージなんですが、水道町は”昼の街”というイメージなんです。中心部から近いけど、空気が澄んでいて、清潔感があり、カラッとしている感じですね。

ーメニューへのこだわりは？

うちのお店は”僕が食べたい料理”を出すことをコンセプトにしているんですね。だから、ジャンルも絞っていないんです。イタリアンやフレンチ、洋食居酒屋、中華など様々なジャンルの経験を活かし、季節に応じて旬の食材をつかってお料理を出しています。また、料理ひとつにしても、他のお店との差別化を意識していますね。例えば、豚の角煮にしても、山芋擦って上からかけるとか、他とちょっと違うひとひねりをひとついれますね。

ー金曜日・土曜日のランチは担々麵を出されているそうですね！

そうなんです。「上海ハウス」というお店が下通にあったんですが、ご存じですか？熊本で担々麵っていったら、そこと言われる程の人気のお店なんですね。僕がそのお店を大好きで、30年くらい通っていたら、お店を閉める時に店主から手紙がきたんですね。「お店を閉めるのであればレシピを売ってもらえませんか」と尋ねたところ、「お金はいらないから」とレシピを譲っていただいたんです。それから自分のお店で担々麵をランチで出すようになり、「上海ハウス」の担々麵を食べていたお客さんが「懐かしい」と言って食べに来てくれたり、徐々にリピーターが増えていきましたね！