私たちは【きものとお客様を結ぶ架け橋】
私たちは【きものとお客様を結ぶ架け橋】ーどういったサービスを提供していらっしゃるのですか? キモノや帯のご提案からきもののメンテナンスまでなんでも相談できる呉服専門店のスタンダードを目指して、日々精進しています!日常からきものを着られる方、お母さまのきものを娘さまにゆずりたくてサイズを調整した方、着ないけど思い出としてきものをとっておきたい方などが来られます。 ―サービスを提供する上で大切にしていることはなんですか? 【きものとお客様を結ぶ架け橋】を前提に生業としています。お客様もきものに興味がある方・ない方、知識がある方・ない方、今から始めようという方と様々なシチュエーションがありますので、「うちのお店はこうでございます」と言いすぎてしまうと、お客様を選んでしまうような接客になってしまうんですね。逆にお客様から選んでもらうためには、きものとお客様を結ぶ架け橋とスタンスで接客をすることなんですね。様々なニーズや要望に答えるためにも、お客様のお話をしっかり聞いて、いろんな場面と目的に合わせて、品物や産地、加工の方法等で、いつ頃きものができるのか、私たちのノウハウを元にアドバイスさせていただくんですね。 ー印象に残っているお話はありますか? 熊本地震があって、家がくずれ、タンスが下敷きになり、3~4か月きものが取り出せなかったお客様がいたんですね。ようやく取り出せた時には、梅雨を越したので、カビだらけで、色がにじんでしまったそうなんです。そのきものは亡くなったおばあ様がつくってくれたきものです。一度カビが生えると、色素を侵しますので、色がぬけて、修復に時間がかかります。3か月後、お客様に修復したきものをお渡しすると、涙ぐんできものを受け取られました。そういった場面を見ると、お客様のそのきものへの想いの強さをより一層感じますね。 ーお客様一人ひとりに寄り添うためにしていることは? お買い上げ頂いたきものは全て写真で記録しているんですね。購入日から寸法までサイズ表やメンテナンスの詳細など記録し始めて、やがて30年になります。新しくきものをつくるにしても、すでに持っている長襦袢に合わせて、袖の長さなどを決めますので、今まで蓄積したお客様のデータが重宝しています。データの蓄積もあるので、リピーターのお客様も多くいらっしゃいます。よく「こちらのお店はどこがいいんですか?」と聞かれますが、「うちのお店はお客様がいいんです」と胸を張って言えます。 ーどういった時が一番楽しいですか? 一番はお客様と一緒にコーディネートを考えたりすることが楽しいですね!きものの裏地や、小物を合わせるものとても楽しいですね! また、きものの材料はそれぞれの産地で作り、仕立てるのは縫子さんが縫い、いろんな行程がありますが、全体的の責任者は私たちにあるので、製造業に似ています。前もってつくるきものもあれば、注文をうけてつくるきものもあり、春夏秋冬によってきものも変わるので、そういった意味で変化があって非常に面白いです。 ー水道町といえば? 水道町は形はないけど、バスと電車の交通ターミナルだと思うんです。バスと電車の乗り換えがはやく、交通の便がとてもいいですね。”水道町”と聞くと、水道町の交差点が浮かび、場所のイメージがつきやすいですよね。そういった”場所のわかりやすさ”と”水道町という言葉の響き”がいいですよね。 【株式会社銀染】
住所:熊本市中央区水道町手取本町11番1号 TEL:096-354-6000 営業時間:9:30〜18:30(定休日:火曜) HP:http://www.ginsen-core.co.jp/kimono.html
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